MATERIALS

素材と産地

強さを支える金属と、手に触れる木。

OUR MATERIALS

長く使うことから、素材を考える。

道具の使い心地や、長く使えるかどうかは、形だけでなく、素材によっても変わります。

金属の丈夫さ。木のあたたかさ。暮らしの中で使い続けられることを考えながら、それぞれの特徴に合った素材を選んでいます。

見た目の美しさだけでなく、手入れのしやすさや、傷んだときに整え直せることも大切にしています。

01 / STAINLESS STEEL

強さを、静かな質感に。

鍋やケトル、取り分け匙などの金属部分には、主にステンレス鋼SUS304を使用しています。

水や熱に強く、さびにくいため、毎日の台所で使う道具に適した素材です。傷やくすみが生まれたときには、表面を磨き直すこともできます。

加工前のステンレス材
ステンレス表面を研磨する工程

鏡のように光らせすぎず、細かな線を残したヘアライン仕上げを基本としています。

DURABILITY

丈夫で、形を保つ

熱や水に強く、日常の使用に耐えられる強度があります。

CARE

手入れしやすい

中性洗剤で洗うことができ、清潔な状態を保ちやすい素材です。

REFINISH

磨き直せる

細かな傷やくすみは、再研磨によって表面を整えることができます。

02 / JAPANESE WOOD

手に触れ、時間とともに育つ木。

暮継の持ち手や蓋つまみには、主に国産の山桜を使用しています。

適度な硬さと粘りがあり、木肌はきめ細かく、使うほど少しずつ深い色艶へ変化していきます。

乾燥された山桜の板材
山桜の木目の接写

同じ山桜でも、木目の流れや色合いは一つひとつ異なります。その違いを消して均一にするのではなく、道具の表情として生かしながら、持ちやすい形へ整えています。

MAIN MATERIAL

山桜 JAPANESE CHERRY

ブランドを象徴する主材。適度な硬さと粘り、きめ細かな木肌を持ち、使うほど色艶が深まります。

OTHER WOOD

胡桃 WALNUT

落ち着いた色合いとやさしい手触りを持ち、持ち手や蓋、つまみなどに適しています。

OTHER WOOD

栗 CHESTNUT

水分や湿気に比較的強く、耐久性が求められる用途や小型部品に使用します。

NATURAL VARIATION

木目も、色合いも、一つひとつ異なります。

天然木は、同じ樹種であっても、育った場所や木の中の位置によって、木目や色合いが少しずつ異なります。

越路工芸では、割れや大きな反りなど、道具の安全性に関わる部分を確認したうえで、自然な違いをその道具の個性として生かしています。

木目や色合いはお選びいただけません。天然素材ならではの表情としてお楽しみください。
異なる木目を持つ複数の木部

METAL AND WOOD

異なる素材だからこそ、支え合える。

熱や水に強く、道具の形を支える金属。手に触れたときの冷たさを和らげ、使うほど手になじんでいく木。

それぞれの素材には、得意なことと不得意なことがあります。必要な場所に適した素材を使うことで、丈夫さと使いやすさを両立します。

接合部分では、木の膨張や収縮を考えながら、金具の角度や締まり具合を調整し、一つの道具として長く使える形に整えています。

MATERIAL SOURCING

産地とつながり、使える素材を選ぶ。

木材は新潟県産材を優先しながら、東北・北陸・中部地方で育った国産材を調達しています。

金属素材は燕三条地域を中心とした加工会社と連携し、製品の用途に合った厚みや形状へ加工しています。

製材・乾燥された木材
WOOD

木材の選定と乾燥

木目、含水状態、反りや割れを確認し、製品に使える部分を選びます。

加工前のステンレス材
METAL

燕三条の金属加工

用途に合う厚みや形状を、地域の専門工場と相談しながら決めています。

木部へ植物性オイルを塗る工程
FINISH

もう一度整えられる仕上げ

木部は植物性オイルで仕上げ、乾燥や傷が生まれた後にも再研磨・再仕上げできる状態にします。

USING EVERY PIECE

小さな木も、次の道具へ。

持ち手を削り出すときに生まれる端材は、蓋つまみや交換部品、試作などへ活用します。使える部分を見極め、素材を最後まで使うことも、ものづくりを長く続けるための一つの方法です。

REPAIR & CARE

素材を整え、また使える状態へ。

持ち手や蓋つまみの交換、木部の再オイル仕上げ、金属部分の再研磨など、道具を使い続けるためのサービスをご紹介します。

暮継 仕立て直しを見る →